xdoc2txt
大量の文書ファイルをテキストファイルに変換してくれるソフト。
これとテキストエディタのgrepの併せ技って、知らないと結構損すると思うんだけどどうだろうか。
例えば、大量のwordファイルの中から「FREEMANIA」に関する記述がある部分を調べたいとします。
大量のwordファイルのどれに調べたい情報のファイルがあるかどうかは、
普通は一個一個ファイルを開いて検索をかけていくしかありませんが、
同一フォルダ内にテキストファイルとして保存しておくとgrepが使えるんです。これ、調べ物の時すごい便利。
grepとはなんぞや?という人は「grep テキストエディタ」でググるといいと思う。
なお、対応形式は種類が多いので全部は挙げませんが
PDF,Word,Excel,一太郎,OpenOffice,HTMLなど一般的なファイル形式にはほとんど対応しています。
○長所テキスト化の処理が高速で、大量の文書データをテキスト化できます。
他のテキスト化ツールも色々試してみましたが、私が知っている中で一番高速かつ対応形式が豊富なのはこれです。
使う前にちょっとした下準備(※後述)が必要ですが、右クリック一つで大量のファイルを一気にテキスト化できるのはなかなか爽快です。
×短所 若干使い方がわかりにくいところかな?
通常はフリーソフトをダウンロード→exeファイルを実行してみる、というのが自然な流れだと思うんですが、
このソフトはexeファイルをダブルクリックして起動させるタイプのものではありません。
初めての人はなにこれ、どうやって使うの??と思うかもしれません。というか、私は思ったクチです。
CUI操作は苦手なんですよ…
■右クリックで簡単に操作できるようにするには□手順まず、ショートカットにファイルをドラッグ&ドロップするとテキスト化できるようにします。
1.xdoc2txt.exeのショートカットを作成し、プロパティを開く
2.ショートカットタブ>リンク先に、ダブルコーテーション(")で囲まれたファイルパスが記載されているので、一番右の"の外側に -f を付け足し、OKボタンを押す
例)"C:¥Program Files¥d2txt132¥xdoc2txt.exe" -f
ここまで操作を行えば、ショートカットにファイルをドラッグ&ドロップで
変換したいファイルの保存フォルダにテキストファイルができあがります。
テキストが保存されるのは、ショートカットがある場所ではない点に注意して下さい。
次に、右クリックでテキスト変換を行えるようにします。
3.C:¥Documents and Settings¥ユーザー名¥SendToにあるSendToフォルダに、さきほど作ったショートカットを移動する
4.右クリック>送るをクリックし、ショートカットが登録されているかどうかを確認する
以上
※ショートカット名は自分にわかりやすい名前に変更しておくと使いやすい
※SendToファイルは隠しファイルなので、環境によっては見えない場合があります。ツール>フォルダオプション>表示から、「すべてのファイルとフォルダを表示する」にチェックを入れてください
□参考文献- まほろば:「色々な文書ファイルをテキストに変換する」
HP名:EB series support page
URL:
http://www31.ocn.ne.jp/~h_ishida/作者:hishida氏
ショートカットを作るまではできたのですが、リンク先にダブルコーテーションで囲まれたURLが記載されません。どうすればよいでしょうか。
なお、記載されているのは下記となります。
C:¥Users¥Kenji¥Downloads¥d2txt141¥xdoc2txt.exe
>2.ショートカットタブ>リンク先に、ダブルコーテーション(")で囲まれたURLが記載されているので、
これはURLではなくファイルパスの誤記ですね。
紛らわしくてすみません。本文の方も修正しておきます。
つまり、詫間さんの環境ですと
"C:¥Users¥Kenji¥Downloads¥d2txt141¥xdoc2txt.exe" -f
と入力するのが正しいです。